• 2005年2月19日、20日に草津温泉ノルディックスキーフェスティバルに参加してきました。
  • その模様をお伝えします。
  • 尚、本フェスタの参加レポート、並びにそれに伴い、MIZUHIが撮影した画像を使用することについては、大会関係者の方の事前のご了解を頂いております。


    【一日目:初心者講習に参加】
  • 昨年から、このフェスティバルのリンクの依頼を東京新聞から受けており、趣旨に賛同できたので、リンクを張っていますが、基本的には「自分が参加しない、感想を書けない情報は掲載しない」というスタンスでしたので、参加したかったのですが、昨シーズンは個人的事情で無理でした。
  • 今回、何とかスケジュールが調整できたので参加してきました。

  • なかなか雪の上に立つ機会が持てなかったので、最初は10KM競技の部にエントリーしていたのですが、不覚にも年初に生まれて初めて「ギックリ腰」を患ってしまい、当日、現地で歩くスキーに変更しました。
  • それでも不安があったので、ちょうど会場で販売していた、スポーツ用のコルセットを購入し、装着しての参加です。

  • 荻原兄弟プロデュースが特徴の一つで、どんな感じでフェスティバルが進行するのか興味がありましたが、お二人と関係スタッフとのの息の合った連携で、参加した方々は、非常に満足したのではないかと感じました。


  • 開会式の中で、荻原健二さんの言葉の中で、「現役から遠ざかっていたので本気で走るのは苦しいけれど、楽しい。苦しいけれど楽しいことが楽しい」という趣旨の話が印象的でした。

  • 医者からの助言で本格的なトレーニングが出来ない状態が数年続き、特にここ2年は健康上の理由ではなく、別の理由で全くトレーニングが出来なかったのに加え、年初のぎっくり腰で、XCSKIだけでなく、生活や仕事に対する心の姿勢が守りに入っていて、自分らしくないなぁ、こんなことではいけないな、と、思っていた時の言葉だっただけに、元気が出ました。

  • 現在の私は、アスリートとは言えない体ですし、練習も出来ていませんが、アスリートで無くなる時と言うのは、練習が出来なくなったときではなくて、アスリートであることをあきらめたときなのでないのか?自分の目指すXCSKIを実現する努力は、トレーニングこそ中断していますが、国内外の文献やDVD、ビデオといった市販の資料や、過去に録画したオリンピックやワールドカップの映像を見ながらの研鑽は継続しています。そのときに出来ることを諦めずにやっている限り、XCSKIだけでなく、生活や仕事にポジティブになれる筈だ、と、感じました。少しでも良いから、出来るだけ雪の上に立とう。そう思いました。

  • 初日(大会前日)は荻原兄弟による講習会がありました。

  • 健二さんは上級者を、次晴さんは入門者を対象に教えるとのことでした。

  • クロスカントリースキー指導員資格を持つ者として、これだけの大人数の受講者に、何を、どういうメソッドで教えるのか、興味があったので、MIZUHIは初心者講習に参加しました。

  • そうした観点から、講習会の模様をお伝えしたいと思います。


  • 私が見る限り、参加者は殆どが初めて板を履いた、或いはそれに近いレベルの方たちでした。年齢層も小学生からご高齢の方達までと非常に幅広い層です。

  • 次晴さんは、短い時間の中で、軽妙なトークで、板の特性、履いた板の操作の仕方、転び方、ポールワークの基礎といった内容を、時には参加者の中に入って参加者全員に分かり易い講習を軽快に進めてゆきます。

  • スタッフの方達との連携も絶妙で、参加者全員に満足してもらいたいと言う熱意が、ひしひしと伝わってきました。

  • 一通りの説明が終わると、必要最低限のテクニックを参加者の方々に実際に歩いて実践してもらいます。

  • ここでも、次晴さんの目は行き届いていて、時折参加者の集団の中に入って、必要なアドバイスを、短い言葉で、動作を交えながらアドバイスをしてゆきます。

  • 受講していて、とても良いと思ったことの一つは、教える側が、教わる側と同じ目線で教えていると言うことです。

  • レクチャーが簡潔且つ適切なので、受講者の頭の中には情報が混乱無くインプットされている様子でしたが、それでも、実際に自分でそれを実践しようとすると、思うように体や板が動いてくれないのは当然のことです。

  • 同じ目線に立つということは、一つは、そうした、受講者の心理や混乱の様子を見逃さずに、適切に指導できるための重要なファクターだと思います。

  • もう一つは、教わる側がリラックスして、受講(技術の習得)に専念できる心理的な環境が醸成できると言うことだと思います。

  • こうした気配りがあり、それがスタッフ全員で共有できるからこそ、これだけの大人数の講習会が成り立つのだと思います。

  • 加えて素晴らしいと感じたことは、次晴さん自身が、スキーを履いて雪の上に立つことや、教えることを心底楽しんでいることが参加者に伝わっていることです。

  • 画像が小さいので巧く伝えられませんが、気温は寒く、天候もさわやかとは言えない状況の中、参加者全員に笑顔が見えます。
  • 初めてXCSKIを履いた人たちは、この日の講習を忘れないでしょう。そして、XCSKIは楽しいものだと思ってくれたと思います。

  • 上達の要諦は、何と言っても、「XCSKIが楽しい」と思うところから始まるものだと思います。

  • そういう意味で、荻原兄弟始め、スタッフの皆さんは、外してはいけない、一番大切なことを、しっかりと押さえているのだなぁ、と、感じました。

  • 他にもいろいろとありますが、参加して良かったと思います。私自身も楽しめましたし、また、非常に勉強になりました。

【二日目:歩くスキーに参加】

  • 昨日の天候は今ひとつでしたが、大会当日は快晴で、気温も適度に上昇し、雪質も良く、コースのコンディションは最高でした。

  • プログラムに従い、最初は競技の部からスタートしました。

  • 左の画像で、黄色いゼッケンをつけている方達が競技の部にエントリーした人たちです。

  • 本来、私も、こちらの部でエントリーしており、前日、会場で知己(横山久雄区キーランニングセミナー、横浜スキークラブ)の方達とお話をしたので、ゴールするところを撮影したかったのですが、会場に着くまでに手間取ってしまい、既にゴールした模様で、間に合いませんでした。

  • 画像3っつめ以降の、白いゼッケンが歩くスキーの参加者の方達です。

  • 荻原兄弟は、競技の部にも参加し、その足で、歩くスキーにも駆けつけました。

  • スタート直前まで、二人の息の合った掛け合いトークが参加者を和ませます。
  • そして、フィンランドの国旗を健二さんが振ることでいよいよスタートです。

  • MIZUHIは、腰が心配だったので、無理をせず、重心移動だけで、踏み出した分だけ進む形で、景色を楽しみ、撮影をしながら、のんびりとコースを回りました。

  • 基本的には前半が緩い登りであったことと、スケーティングの板だったこと、そして、体を冷やさないように、競技の服装の上から、オーバーパンツとゴアのジャケットを羽織っていたので、大きなカメラバッグが体に固定されずに思いのほかブラついて、腰を庇いながらの走行が思うようにならず、パタパタと鱗つきの板で歩いて登って来る初心者の方達にどんどん抜かれてしまいます^^);

  • 特に、バッグがスケーティングをするたびに、背中から前に回ってきてしまうのには閉口しました。細々した荷物をロッカーに預けずに、バッグに中に入れておいたので、重くなっていたためか知れません。

  • そうこうしているうちに、まず、荻原次晴さんが後ろからコースを走ってきて、参加者に声をかけて行きました。

  • また、健二さんも、後から走って来ました。

  • 抜かれたときは、一瞬、誰だか判らなかったのですが、フォームが、ワールドカップやオリンピックで録画した、健二さんそのものだったので、直ぐに判りました。
  • 穏やかに、ゆっくりと走ってはいましたが、流石に無駄の無い、綺麗な滑りでした。

  • 普段、ビデオやDVDで何度も見ているので、そうした風景や様子が実際に滑っているときにデジャブのように目の前に現れる感覚は、よくある事なのですが、やはり、「生」はリアリティーが違います。

  • コンディション的にも追いつける状況では無かったのですが、健二さんの後ろについて、同じ呼吸とタイミングで、滑ってみました。フォームの中の各々の動作と呼吸がシンクロしてくると、前方の選手(モデル、目標)が、どのように滑っているか、身体で理解することが出来ます。

  • すぐに離されてしまいましたが、良い体験をさせてもらいました。

  • 我慢した登りがようやく終わり、最高地点を過ぎた頃から、ようやく下りに入りました。

  • コースコンディションが良く、ワックスも合っていたので下りは快適で、どんどんスピードが加速してゆきます。

  • ここ1年で入手できる、XCSKIの教材としては、最高のものだと思っている、カナダのXCZONEのDVD、「UNLIMITED」で流れていた映像が、頭の中で甦ってきました。

  • そのイメージを、実際に滑っている自分とをオーバーラップさせて、パラレルやステップターンでコースを走っている方達を右に、左に避けながらクラウチングで滑りました。

  • 腰の左右の移動が無いので、バッグも動かず、快適に巡航しながら加速して下ってゆきます。

  • イメージ通りに滑れるというのは、本当に楽しいです。

  • 前日、コースを回らなかったので、8Kmと5Kmとの分岐ポイントが判らなかったせいで、皆の後について、分岐を右にまがったっとたん、「5Kmは左でーす!」という声が、、^^);

  • おそらくその日の最高速度に達していたため、あっという間に100Mほど行き過ぎてしまい、腰を気にしたのでホッケーストップも控えて、左の新雪にコースアウトして、ようやく止まり、引き返しました。その時の登りの辛かったこと^^);

  • コースも終盤に差し掛かった頃、神奈川県連の方とお会いしました。ご夫婦での参加で、楽しそうでした。(もしかしたら、奥様のほうは、競技の部にも参加したのかもしれません。)


  • 今年に入って初めてのクロカンでしたが、とても楽しく過ごすことが出来ました。

  • 最後になりましたが、ここのホームページでも何度も登場する、根津修平君という人物がいます。フィンランドでコーチングを学び、その時期に荻原兄弟と知己を得ました。現在はフォトグラファーとして活躍しています。

  • 荻原後兄弟と握手や写真をお願いしたときに、彼の名前を出したところ、覚えていらっしゃったようで、「元気にしてますか?」と仰っていました。

  • 私がホームページを通じてXCSKIに関わっていることや私の名前をお伝えする時間が無かったので、ご本人はご存じないままだと思いますが、あのとき、お話させていただいたのは、私です(^_^)
アイコン
TOP PAGE MAIL TO:
MY XC SKI DIARY