左から、横山久美子選手、吉岡チーフ、山口コーチ、畔上大地選手、横山寿美子選手。


田地野コーチ。


 




  • 2002年4月27日から29日に妙高高原でロシニョールクロスカントリースキーテクニカルキャンプに参加してきました。
  • 今回はその模様をお届けします。
  • 尚、各画像はクリックすると拡大して見ることが出来ます。(戻るときはブラウザーの「戻る」で戻ってください。)

  • このキャンプの特徴は、沢山あります。
    以下にそれを列挙してみます。
  1. コーチ陣がオリンピック出場選手か、それに準じるトップレベルの現役のコーチであること。
    同じ基礎練習でも、理にかなった、洗練された、無理のない、一流のフォームを目の当たりにすることが出来ます。学ぶものにとってこれほど恵まれた環境で練習できるのは恐らくこのキャンプだけでしょう。

  2. 充実したスタッフ陣によるサポート。
    スタッフ、横山先生、キャンプに参加した学生さんを引率してきた先生たちが、練習コースに雪盛りをし、その後でスノーモービルと重りを使って前日からコースを作ってくださいました。おかげで、この時期を考えると、信じられないくらい素晴らしいコンディションのコースで練習をすることが出来ました。
    また、気温が上がらない午前中はスケーティング(時には朝5時半起床で早朝にコースに出ることも。)、皆が引き上げた後、先生方がコースを圧雪しなおし、カッターをつけて、午後のクラシカルの準備をしてくださいます。

    練習は、参加者の能力や体力をもとに、クラス分けされます。担当のコーチは毎回変わるので、合宿を通じて、全てのコーチから指導を受けることが出来るように工夫されています。

    MIZUHIは、あえて、一番初心者のグループに入れてもらって講習を受けましたが、クロスカントリースキーの基礎について、自分なりの理解が必ずしも正しくなかったことがよく理解でき、正しいフォームについての理解が深まったばかりでなく、XCSKIが巧くなるためには、それ以前に、スキーそのものが巧くなければ、様々な条件の雪質において、常に安定したフォームで滑ることが出来ない、ということを、理解することが出来ました。

    技術の習得に関しても、コースを2,3周するたびに、意識を集中すべきポイントを指摘していただいたので、理解も早く、勘違いすることもなく覚えることが出来ました。
    集団でのレッスンにもかかわらず、コーチは参加者の特質をすぐに見抜き、適切なアドバイスをきめ細かく与えてくださるのには、正直、大変驚きました。

  3. 充実したミーティング
    このキャンプの優れた点として、夜のミーティングも挙げることが出来ます。
    午前、午後と行った練習で各自が指摘された部分について、もう一度、各コーチ一人一人から説明があります。技術的なこと、メンタルなこと(取り組み姿勢)、そのどれもが思わずうなずくことばかりです。


宿の付近のイモリ池からのスナップ。
下界はもうすっかり春です。


早朝練習を終えた後、空いた時間で身体をほぐす意味で軽いジョギング。

 

 

 

 

 



  • 私がこのキャンプを知ったのは、数年前になりますが、バリバリの現役選手が参加する、ハードで敷居の高い内容だと思っていて、ずっと躊躇していました。

  • 今回参加した動機は、先日XCSKI技能検定1級に合格したものの、自分では、春の雪やアイスバーンといった厳しいコースコンディションになると、とたんにフォームが崩れてしまい、自分の滑りが出来なくなることを実感していたことと、コンディションの良いときでも、パワーが滑りに100%伝達されないもどかしさを感じていたからです。

  • 1級のレベルは、今の自分のレベルよりもはるかに高いはずだ。自分には、大切な何かが足りないのではないか、という思いを強く持っていました。

  • そんな悩みを、横山先生にぶつけて相談したところ、このキャンプへの参加を勧められました。

  • はたして自分についてゆくことが出来るか、不安はありましたが、上記のような技術的な不満を抱えたままで、漫然と一人で練習するよりも、ここは思い切って、一流選手の胸を借りて、基礎からじっくりとやり直してみようと思うようになりました。。

  • 結果は、期待した以上の成果を得ることが出来ました。

  • その、 一番大きな理由は、このキャンプが「やる気と向上心を持つ全てのXCSKIERを対象に、きめ細かなプログラムを用意していたこと」に尽きると思います。

  • 特に感じたことは、巧くなるためには、意欲と希望を持って練習をすることは当然ですが、何よりも、一流の選手の滑りを目の当たりにし、その選手の滑りをイメージとして頭に焼き付けるというプロセスが、上達には不可欠であるということです。

  • XCSKIを楽しむことは、必ずしも競技に参戦することばかりではありません。「今のままの歩くスキーで十分楽しいから、そこまで練習してまで巧くならなくてもいいよ」
    という方も多いと思います。

  • しかし、基礎がしっかりすれば、同じ体力で、楽にフィールドを巡航することができますし、どんな雪質のフィールドでも、足元に気を取られずに、安定して滑ることができるようになります。そのことは、とりもなおさず、視線を雄大な自然に向けてフィールドを満喫することが出来るということです。

  • また、市民レースに参加している方にとって、このキャンプは、「目から鱗」、大きなカルチャーショックを受けることになるでしょう。コースの起伏や雪質に応じて、数あるテクニックを、その時々の状況にあわせて駆使することが、どれほどのタイムアップにつながるか。これは、経験しなければ絶対に判ることではありません。

  • そして、どういったスタイルのXCSKIERでも、このキャンプに参加して得るものは、技術的に一段高いステージに自分が上がれたときの喜びだと思います。その喜びは、本当のXCSKIの楽しさを知った喜びなのかも知れません。

  • このキャンプに興味を持たれた方は、ロシニョールの吉岡さんにMAILで問い合わせてみてください。
    きっと、皆さんが一度は思い描いたことのある、イメージどおりのクロスカントリースキーを身近にするチャンスを与えてくれると思います。
    吉岡 勧 [yoshioka@rossignol.co.jp]

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